今回は、単に高くするのではなく、形の修正にヒアルロン酸の注入をした症例をお見せいたします。みなさんはハンプ(hump)という言葉をご存知でしょうか?これは、でっぱりや突起という意味なのですが、美容で言うところのハンプは、よく鼻骨の出っぱっている部分のことを指します。

欧米の方などに多いですが、彫りが深く鷲鼻の人には、このハンプが顕著なことが多いのです。日本人の場合は少し出ているだけで軽いことがほとんどです。

通常、美容外科では鼻骨を削ったり(ハンプリダクション)、凹んだ部分にプロテーゼ(シリコン・インプラント)などを挿入することで形の修正を行ないますが、軽微な場合は、ヒアルロン酸をはじめとするフィラーの出番となります。

女性にとって大事なのは、激変ではなく元からの顔つきや形を生かした‘ちょっとした変化’ですよね。

 

それでは、写真をご覧下さい。

わずかですが鼻のラインが曲がっています。極々かるいハンプです。

 

今度はヒアルロン酸による処置の直後です。麻酔は局所麻酔です。

 

お分かりになりますか?
鼻のシルエットがスムーズになり、ハンプによる目障りなカーブが無くなっています。ただし、鼻の付け根ギリギリまでヒアルロン酸を注入したり、ハンプをなくすことだけに目がいくと、今度は鼻が妙に長く見えてしまう結果となり、付け鼻のようで逆に不恰好になってしまいますので、あくまで患者様の個性を生かしつつ、全体のラインを整えます。

Before→After

 

 

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